約 2,776,359 件
https://w.atwiki.jp/mgshokan/pages/14.html
METAL GEAR SOLID Nastasha s Vibrator #01 「こ……これは!?」 ぷるるぷるる。ぷるるぷるる。 物陰に隠れて、片膝を着きながら耳に手を添えるスネーク。 彼の左手には、先程敵兵から奪った黒い物体が握られている。 「ナスターシャか?見てもらいたい物がある。」 「何だ?」 気だるそうな声で、返答するナスターシャ。 彼女は金色の頭を掻き毟ってから、煙草に火を点けた。 「これは何だ?さっき敵兵が落とした物なんだが……。」 「!?……それは武器ではない。 私は……か、核と兵器以外の事は……せせせ、説明出来ないんだ……!」 ナスターシャは、スネークの見せた物体に過剰なまでの反応を示した。 細く切れ長な瞳は大きく見開かれ、慌てて咥えていた煙草を落とす始末だ。 「何を…うろたえているんだ?」 「うろたえてなどいない!とにかく、用が無いなら通信を切るぞ!」 「待て!俺はただ、この武器についてあんたの説明が聞きたかっただけだ。」 スネークは、慌ててナスターシャを引き止めた。 煙草の吸い過ぎでカサカサになった肌に、ほんのり上気がさしている。 「兵器の知識で俺をサポートしてくれる筈じゃなかったのか? SOCOMやFA-MASの時は饒舌に語ってくれたじゃないか。今回も多いに語ってくれ。」 「だからそれは武器ではないと言っただろう!?」 半ばヒステリックに叫ぶナスターシャをいなし、スネークは続けた。 「なら……これは何だ?何に使う物だ?」 「そ……それは……。」 途端に口ごもるナスターシャ。 目があちらこちらに泳ぎ、煙草の火がフィルターまで焼いているのにも気付かない。 METAL GEAR SOLID Nastasha s Vibrator #02 「どうした?早く説明をしてくれ!」 「これは一種のセクハラだな。キャンベルに言っておくからな……。」 「そういうあんたのは何だ?職務怠慢だろう?軍法会議に引っ掛かるんじゃないか?」 「くそっ……。分かった。説明して……やろう……。」 忌々しそうな眼つきで睨み、悪態を吐く。それでも観念したのか、渋々要求を受け入れた。 「いつもの様に頼む。」 「じょ……女性用自…慰玩具、ば……バイブを手に入れたようだな…。 先端はインサート時に……Gスポットを刺激するように…雁が高くなっている。 スイッチは弱・中・強の三段階切り替えで…オー…ガニズム…に合わせて、 自分で強弱を操作できる。 コ…コンドームを装着すれば…ア…アナ……アナルでも…使用可能だ…。 淫乱人妻のために開発された…極…太バイブだからな…。 発情した時に…役に立つと思う…。 硬くて…多少臭いのする…玩具だが、君なら充分使いこなせる筈だ。 これくらいで…いいだろう……?もう……許して…くれ……。」 涙目になりながら哀願するナスターシャに、スネークは更に質問を重ねた。 METAL GEAR SOLID Nastasha s Vibrator #03 「性能はよく分かった。次は敵に与えるダメージ量が知りたい。 これはどう見ても接近戦用の武器だろう? 微々たるダメージ量だったら、接近する危険を冒してまで使用する武器じゃあないからな。」 スネークはバイブのスイッチを強にして、ナイフの様に空を切った。 「だから…武器じゃないってあれほ…。」 「使用してみてくれ。」 「何!?」 「あんたも一つ位持っているだろう?仮にも軍事アナリストだからな。それで効果の程を説明してくれ。」 「軍事アナリストは関係無いだろう?」 「軍用のアナル専用娼婦だろう?」 「違っ……!」 「いいから早くしてくれ!こっちは時間が無いんだ!このままでは核が発射してしまう!」 「なら…さっさと止めに行った方が良くないか?」 「…………しかし、この武器の力も知らずに向かったら、返り討ちにされてしまう。 核の発射を止めるには、あんたの力が必要だ。 あんた一人の身勝手な行動で、全人類の命が危機に晒されてもいいのか!?」 ナスターシャの的を得た答えを、スネークは無茶苦茶な理論で押し返した。 スネークの瞳には邪な光が灯っている。 「分かった…核の発射を止めるにはそれしかない様だな……。」 METAL GEAR SOLID Nastasha s Vibrator #04 暫くして、ナスターシャは肌色のバイブをどこからか持ち出した。 それは浮き出た血管やめくれた皮まで細かく作られていて、 スネークが敵から奪ったバイブよりも人間のモノに酷似している。 それを見たスネークは、ほう、と小さく感嘆の声をあげた。 「俺の持っているバイブよりも精巧に作られているんだな。それに、玉袋が大きい。」 「当たり前だ…。日本製のプエルトルコ人モデルだからな。」 「なるほど。それなら期待出来るな。」 ナスターシャの言葉に、スネークは深々と頷いた。 「よし。じゃあ、そのバイブのスペックを教えてくれ。」 その言葉を予想していたのか、諦めた顔でナスターシャは溜息を吐く。 「…いいだろう。このバイブは……直径はピストン・パワーを重視した5口径。 素材は人工シリコンを使用している。スイッチに着いている射精ボタンで、 陰嚢内部に溜められた液体を発射する事も可能だ。 その際は、あらかじめ白濁液を入れておく必要があるぞ。 人肌に温めておけば、なお良い。」 ナスターシャは、スネークに説明をしながら服を脱ぎ始めた。 茶褐色のスーツの上下と黒色のシャツを脱ぎ、黒いブラジャーとパンティーだけの姿になった。 METAL GEAR SOLID Nastasha s Vibrator #05 ナスターシャは、スネークに説明をしながら服を脱ぎ始めた。 茶褐色のスーツの上下と黒色のシャツを脱ぎ、黒いブラジャーとパンティーだけの姿になった。 身体のラインも崩れてはいなく、実に見事な肉体だ。 いつもの様に鋭い眼光が、今の彼女の目には無い。 まどろみの中にいる様な、とろんとした瞳があるだけだ。 「いきなり挿入する訳にはいかない。何しろ、巨大だからな…。 こう…ちゅぷ……雁を…じゅぶ……。」 普段の高圧的な態度からは想像も出来ないナスターシャのフェラ顔に、 スネークは激しく劣情を駆り立てられた。 身体中の血液が、ナノマシンと供に下腹部の一点のみを目指して流結してくる。 鎌首をもたげ、徐々に角度と硬度が増して行く。 そして、スネークは完全に勃起した。 「あ…あんた……随分と積極的じゃないか。」 「んっ……ちゅぽ……仕方ないだろう……核の発射を阻止するためだ……。」 「……ハァ…ハァ……。」 治まるの付かなくなったスネークは、ここが敵地だという事も忘れ、前のファスナーを開けた。 そして、いきり立った性器を取り出すと、ゆっくりとシゴき始めた。 スネークの性器はコード・ネームに相応しく、ニシキヘビの様に太い。 子供の腕くらいは有ろうかという太さだ。それが、ピサの斜塔の如くそびえ立っている。 伝説の男と言われるだけはあるようだ。 「よし…ブラを外すんだ……。そして、俺に胸を見せろ……。」 METAL GEAR SOLID Nastasha s Vibrator #06 ナスターシャは腕を後ろに回し、ブラのホックを外した。 30代にも関わらず、その白い胸は張りを失ってはいない。 ウクライナの丘の様な見事な双丘の上に、 レーニンの立像の様にひっそりピンク色をしたと乳首がそそり立っている。 その二体の立像は小さく震え、痛い位に勃起していた。 「何だ!?なぜ乳首が立っているんだ!?」 スネークの困惑も他所に、頭の中に乾いた無線の着信音が響いた。 いつもの様にその場に屈み耳に手を当てるスネーク。もちろん彼のニシキヘビは出しっ放しだ。 「大佐!ナスターシャの乳首が勃起しているんだ!これはどういう事だ!?これもリキッドの仕業なのか!?そうか……FOX DIEだな!?」 「落ち着けスネーク!それはリキッドの仕業でも、FOX DIEでもない。 彼女は……ナスターシャ・ロマネンコは欲情している。」 「何!?今、何て言った!?」 「欲情していると言ったんだ。恐らく彼女は君に犯されたがっているはずだ。 今なら君の言う事を何でも聞くぞ。蛇は獲物を丸呑みにしてゆっくりと消化するそうだ。 君もゆっくりと彼女をいたぶってやるがいい。仮にも蛇の称号を持つ男なのだからな。」 大佐との通信を終えたスネークは、どこか吹っ切れた顔をしていた。 今までとは違った一点の曇りもない、迷いのない顔だ。 大佐との通信中も一心不乱にバイブをしゃぶり続けていたナスターシャに、 スネークは更なる要求を突きつけた。 METAL GEAR SOLID Nastasha s Vibrator #07 「そのまま……パンティーを脱ぐんだ……ゆっくりとな……。」 ナスターシャは一瞬の間の後、言われた通りにその白い指を黒いパンティーの横に掛けた。 細かい刺繍の施されたレースのパンティーは、 白い肌とのコントラストで妖艶な雰囲気を醸し出している。 唾液でぬるぬるになったバイブを咥えたまま、腰を回しながらゆっくりと脱ぎ始めた。 「そうだ…ゆっくりと……いいぞ……もっと腰を…よし……。」 一糸纏わぬナスターシャの姿に、スネークは深く感嘆の溜息を吐いた。 何も美しいスタイルに、ではない。 悦楽を見つめる瞳。朱に染まった頬。快楽を貪る口唇。甘美な刺激に震える乳首。 我慢できずに滴り落ちる唾液と愛液。 美しいプロポーションを持った高圧的な女の色欲に溺れる姿を見て、 彼は自分が制圧しているという喜びの溜息を吐いたのだ。 「待て!」 我慢できなくなって股間に伸びたナスターシャの手を、スネークは言葉で制する。 スネークの言葉に彼女のか細い腕はピクリと震えて静止した。 指の延長線上には雨に濡れた三角州状の密林がある。 その下に彼女の目指した洞穴があるのだ。 普段は閉ざされているはずの洞穴の入り口は、半ば開き中から湧き水が溢れている。 「まだ触るんじゃない!まずはフェラだ。そのバイブを俺のに見立て濃厚なフェラをするんだ。」 METAL GEAR SOLID Nastasha s Vibrator #08 ナスターシャは自らの唾液で黒光りする極太バイブに、丁寧に赤い舌を這わせた。 玉袋の間から裏筋を舐め上げる様にゆっくりと舌を走らせる。 それから雁に沿って舌を這わせ、一周して尿道へ向かう。 舌を窄め尿道にあてがうと、カウパー液の様なものが滲み出て来た。 (これは……!?なるほど……さすが日本製だ…。 ここまで忠実に再現されているとは…。) 滴る先走り汁を一滴も漏らさないよう啜り、口唇でのピストン運動を開始した。 唾液とカウパー液が奏でる卑猥な二重奏が、スネークのニシキヘビをより堅固たるものにする。 暴力的なまでに勃起した欲棒は、これで人を撲殺出来そうなほどのもはや凶器とも言える硬さだ。 スネークは唾液を手に垂らし、熱く波打つニシキヘビに塗りたくった。 ナスターシャのピストン運動に合わせて自らの手を動かす。 今の彼の頭には核の発射を阻止する事などない。 ただ、ナスターシャに貪られているバイブを、自分の性器に脳内変換するだけで精一杯なのだ。 「んっ……ちゅぱ…………ぐじゅっ…はぁっ……。」 「いいぞ!!最高だッ……!もっと……もっと強く吸ってくれ!ううっ……」 スネークの要求に答えるが如く、ナスターシャは唇の圧力とピストンのスピードを増した。 それに伴い、狂想曲のテンポが上がっていく。 先ほどまでの二重奏に今度はナスターシャのくぐもった喘ぎ声が加わり、 何とも淫靡な狂想曲三重奏となった。 「じゅぱ……じゅぱ……じゅぱ……じゅぱ…んふっ……んんっ…。」 「うぉぉぉぉぉぉお!!イクぞ!イクぞぉぉぉぉぉお!スイッチをぉぉぉ押せぇぇぇぇぇえ!!!」 「んんーーーっ!」 スネークの耳を劈くような絶叫と共に、ナスターシャはバイブのスイッチを押した。 その瞬間、灼けるような熱い白濁液が彼女の喉を打ち抜けた。 ナスターシャは大きく目を見開きながらも、その白濁液を受け止める。 口に収まりきらなかった白濁液が口の端から伝い、 彼女の座っていたデスクの上に白い水溜りを作った。 「ふう……なかなか巧いじゃないか。よし、口を開けて掌に出せ。」 METAL GEAR SOLID Nastasha s Vibrator #09 スネークに言われ上向きに口を開くナスターシャ。 彼女の口内には、恐るべき量の精子が鎮座していた。 両手を口の前に添え、口内に溜まった精子を吐き出す。 たちまち彼女の両掌はベトついた白濁液でいっぱいになった。 そのままの姿勢でナスターシャは上目遣いにスネークを見上げる。 その小動物的な双眸が、またしてもスネークの劣情を誘った。 「いい表情が出来るじゃないか!!それだ!俺が求めていたのはその表情だ!」 首を垂れていたニシキヘビは、みるみる鎌首をもたげていった。 先ほどに比べ硬度も角度も衰えていない。むしろそれ以上と言える。 「よし。じゃあ、洞穴の入り口を広げて言うんだ。 私の荒れ果てた炭鉱を、貴方の大きな削岩機で掘り進んで下さい、とな。」 そうスネークは唇の端を歪めて言った。もはや戦隊ものの悪役の顔である。 スネークの台詞を聞いたナスターシャは、頬を赤らめ俯きながら途切れ途切れに口にした。 「わ……私の……荒れ…果てた…炭鉱を……あな…貴方の……お」 その時、突然通信が切れた。 どうやら電波障害が起きたらしい。 興奮のるつぼにいたスネークは、ここが敵の巣窟にも関わらず思わず絶叫していた。 「この糞ったれがぁぁぁぁあ!!何がソリトン・レーダーだ!何が無線機システムだ! あの小娘は肝心な時に使えない物を開発しやがって!! 任務が終わったら13回は犯してやるからな!しかも屋外でだ! あ、でもゴムは付けてやるぞ。出来ちゃった結婚は嫌だからな!」 自分が子供の出来ない体とは露知らず、スネークは思いを叫び続けていた。 不意に背後に何者かの気配を感じた。 身動きをしようとする前に、後頭部に冷たく鈍い感触が伝わる。 銃口を突き付けられたのだ。 全身が冷たくなっていくのを感じる。 しかし、こんな時でも彼のニシキヘビは元気を失っていなかった。
https://w.atwiki.jp/yuiritsu/pages/79.html
SS50 いつか 戦ばかりが続いていた時代のこと。 男は戦にかり出され、女が家事や国事を行うことが当たり前になっていたのだが… そんな時代に三味線片手に旅をする少女が居た。 「ひ~ふ~み~よ~ご~は~ん♪」 少女は名前を唯といって、故郷に妹を残して出稼ぎ中の身である。 「次、そなたと我!」 唯の歌と三味線は“天下一品”というものでは無かったが、なんとなく人を集める不思議なものだった。 「おおっ。今日は良い出来だよ。これなら憂にお金を送ってもらわなくても生きていける」 演奏を終えて集まったお金を数えると、普段より多めだったようだ。 「「あっちで可愛い子が芸やってるって!」」 唯がお金を懐におさめ終えると辺りの人が大移動をしていた。 「今日は贅沢しちゃおうかな?久しぶりに鰻とか食べようか…」 「それじゃあ行くぞ!」 周りの人々の様子などさておいて唯が食べ物の事を考えていると、威勢の良いかけ声と共に鼓の音が鳴りはじめた。 「「わぁ!」」 さっきまで唯の演奏を聴いていた人が歓声をあげる。 唯が歓声を気にすると、鼓を叩いている女の子が空中回転をしていた。 少女の息をつかせない空中での連続技、時折見せるコマや傘を使った芸に人々は酔いしれた。 「凄い!あの子怖くないのかな?あ、今度は逆立ちした!」 気が付くと、同業者である唯自身も手に汗握って少女の芸を眺めていた。 「ありがとう~。ほんの気持ちで結構ですので、よろしければこちらに…」 結局、唯は芸が終わって少女がお金を集めだすまでその場を動かなかった。 少女は自分を中心にできた人の円をかごを片手にまわっていく。 「お、こんなに良いの?ここのお客さんは太っ腹だな。はい、そこのお嬢さんもどうだった?」 かごの中が溢れそうになってきて、遂に唯の立っている所まで少女が来た。 「…」 「あの…つまんなかったかな?」 唯は少女の笑顔に見惚れてしまっていた。 少女は無反応な唯に問いかける。 「え…凄く良かったよ!!」 「こんなに!?お嬢さん気前良いね。でも、これは貰いすぎだから…こんくらいでいいや」 少女が不安そうな顔をしたので、唯は後先を考えずに稼いだ銭を袋ごとかごに入れてしまった。 だが、少女はその袋から小銭を数枚とっただけであとは唯に返して次の客へと流れて行った。 「あは~っ。本当にここのお客さんは気前がいいな。これだけあれば随分旅が楽になるぜ」 「あの~…」 「ん?あ、さっきの気前がいいお嬢さん。どうかしたの?」 「いや、その…さっきの曲芸が凄く良くて、それで…私も旅芸人で…だから…その」 唯は帰り支度をしている少女に話しかけたが、緊張しているのか言いたい事をうまく伝えられなかった。 「ああ、同業者さんか。ここのお客さんは銭を惜しまないからお嬢さんも儲かったかい?」 「うん。普段の十倍くらい貰ったよ。これから何か美味しい物でも食べに行こうかと思って…」 「そりゃいいや。ちょうど良い時間だし…良かったら私も一緒に行って良いかな?あ、私は“律”って言うんだけど、お嬢さんの名前は?」 唯は神様に感謝した。今日は稼ぎも良かったし、なんて幸せなんだろうと。 「いや~、鰻なんて久しぶりだぜ」 「おいしいね。りっちゃん」 二人は鰻屋にて昼食をとることになり、同い年で同じ旅芸人ということもあって話のタネは尽きなかった。 「しかし、唯も苦労してるよな。私は天涯孤独みたいなもんだから良いけど。その歳で親が家を捨てちまって、妹さんを故郷に残して三味線一つで出稼ぎだもんな」 「何か…あらぬ尾ひれが…」 しかし、どこで間違えてしまったのか、律は唯が“頑張るお姉ちゃん“だと思ったようだ。 「…実は憂の送ってくれるお金で生活できてるなんて言えない…」 「ん?どうかしたのか?」 「何でも無いよ!」 結局、なかなか食べられない高価な食事だったが唯の頭の中は味よりも別の事で一杯になってしまった。 「ねえねえ、しばらくこの町で居るんでしょ?明日は一緒にやってみない?」 食事が終わって、別れ際に唯が律に提案した。 このままお別れは嫌だと思ったら…自然と言葉が出てきた。 だが、唯の誘いに律は困ったような顔をした。 「悪い。明日の朝にはここを発って次の町に行こうと思ってるんだ」 「そうなの?次の町って…私も一緒に行ったらダメかな?」 「…朝になったらすぐ発つけど、大丈夫か?」 律は少し考えた後、申し訳なさそうにもじもじしている唯に笑顔を向けた。 「大丈夫だよ!朝早いなら私寝ない方が良いかな」 「いや、旅するんだからちゃんと寝とけよ。そうだな、明日の日の出の時刻に街の西側の船着き場で会おうぜ。じゃあな!」 「え、りっちゃん!」 それだけ告げると、律は唯の静止を振り切って人ごみの中に消えていった。 唯も慌てて後を追ったが、律の方が圧倒的に足が速かったので追いつけなかった。 「はぁはぁ……りっちゃんて旅芸人になる前は飛脚だったのかな…」 走りつかれた唯は約束の明日に備えて早めに宿で休むことにした。 「楽しみすぎて眠れないよ。夜だから三味太も弾けないし…」 明日の支度を済ませて早目に床に就いたはいいが眠れない。 寝ないと明日辛くなると思えば思うほど悪循環で余計に眠れなくなっていく。 「水でも飲もうかな」 唯が水を飲もうと台所へ行くと、夜中のはずなのに人が大勢いた。 「宿泊者を全員起こせ!かまわぬ。抵抗する者が居れば斬れ」 何事かと思えば、武装した女達が宿の主人と揉めていた。 「何あの人たち…盗賊かな…!?」 危険を感じて唯は自室に戻ろうとしたが、その時に物音を立ててしまった。 「「貴様…よく似てるな。手配書にそっくりだ」」 物音を聞きつけた女達が唯を取り囲んで刃を向ける。 「貴様が”律”だな!よし、連れて行け」 「…え?ここ何処…」 殺されると思って放心状態になっていた唯が我に返ると、それまで居たはずの庶民的宿屋ではなく、立派なお屋敷のような宿屋が目に入ってきた。 「あの~此処は何処なんでしょうか?私はいったいどうなるんでしょうか?」 「さてな。我々の知ったことではないが、命まではとられないのではないか?」 「……」 身に覚えのない事で連れ去られて上に、殺されはしないまでも何かされる事は確定だと告げられて、唯は言葉を失った。 「ここで待て!しばらくすれば当主様がおみえになる」 宿屋の部屋で待たされる事半刻、階段を駆け上がってくる音がした。 「探したぞ律!」 その言葉が聞こえた時には、唯は知らない人に抱きしめられていた。 「あ~りつぅ~。会いたかったぞ。まったくお前は私をどれだけ心配させれば…って…あれ?律…じゃない?…うわぁぁぁぁぁ!!」 「何!?何なのこの人!?」 突然抱きしめられたと思ったら奇声を発して騒ぎ出したので、さすがの唯も気が動転して混乱してしまった。 「失礼、我が家の者がとんだ無礼を…旅の者と申されたな。よろしければお詫びもかねて今宵はごゆるりと」 あれからいろいろと揉めたりしたが、どうやら唯が無関係であることが解ってもらえたようだ。 唯をさらっていった者の主は秋山澪といい、東国の大名の跡取り姫君ということらしい。 「律さんて私に似てるんですか?」 この時点で澪が探しているのが昼間に出会った”律”であると、なんとなく唯は気が付いていたのであえて律と出会ったことは口にしなかった。 澪は律と聞いたとたんに顔をほころばせて流れるように語り始めた。 「似てるよ。寝る前の律は前髪を下してるからそっくりだ。あぁ、律…どうして居なくなってしまったんだ」 「大切な人なんですね」 自分の世界に入り込んでいる澪に当たり障りのないことを返す唯。 「なんてったって律は私の妻になるんだからな!律…私は律が忍びの鍛錬をさせられている時から10年以上律を手に入れる日を待っていたのに…」 ―――絶対この人勘違いしてるよ――― ”律”と言う度に澪がきつく抱きしめてくるのが鬱陶しかったが、何か粗相をして因縁をつけられても困るので、唯は大人しくしてやり過ごした。 「急がなきゃ…もうとっくにお日様出ちゃってるよ!」 散々澪の律話しを聞かされたらお日様が昇っていた。 唯は慌てて元居た宿屋に三味線を取りに帰り、西の船着き場までの路を走る。 唯が船着き場に着いた時、そこに律の姿は無かった。 「りっちゃん…まさか!あの人達に…」 唯の脳裏に昨夜の迷惑な姫様達の顔が浮かぶ。 「あのお姫様に捕まって東国に連れて行かれちゃったのかな…」 もしかして律が来ないかなと辺りを見回しても、やっぱり律は居ない。 「その三味線…あんたが唯って娘かい?」 「はい?」 船着き場周辺を歩いていると年配の女性に声をかけられた。 「これ、名も告げないから何処の誰かわかんないけど、あんたにって預かったんだよ。確かに渡したからね」 年配の女性は唯に手紙を渡して去って行った。 「もしかして…また難儀な事に巻き込まれたり…」 怪しい手紙を恐る恐る読んでみる。 唯へ 昨日は姫様が迷惑かけて申し訳ない。 唯を傷つけるような事をしたら助けようと思ってたけど、無事で良かったよ。 さて、本題なんだが 約束破って悪いな。 唯と一緒には行けない。 知ってると思うけど…私はまだしばらく姫様から逃げないといけない。 今はまだ楽に逃げられてるけど、この先手荒な事をしてくるかもしれないから一人が良いんだ。 勘違いしないでくれよ? 唯に一緒にって誘ってもらった時、私は凄く嬉しかったんだぞ。 たった数刻だったけど、初めて友達ができたみたいで…嬉しかった。 私はもうしばらく西の方を流れてみようと思う。 そうすれば、いい加減姫様も諦めてくれるだろ。 だからさ、私のごたごたが片付いたら…唯の隣りで鼓叩かせてくれないか? なんてな… 元気でな唯。 またいつか会える日を楽しみにしてる。 律 「りっちゃん…無事だったんだね。ちょっと遠いけど、私も西の果てまで旅してみようかな」 唯は三味線を片手に旅を再開した。 唯と律の二人がこの後どうなったのか? 数百年後の未来には何の記録も残されていないので定かではない。 ただ、たとえ再び相見えることが無くとも、繰り返す四季にただ一度きりの思い出を重ねて強く生き抜いたことだけは間違いないだろう。 「りっちゃんおぃ~っす」 「待ってたぞ唯。今日のおやつはシュークリームだってよ!」 end
https://w.atwiki.jp/dangerace/pages/66.html
幕間SS一覧 このページではダンゲロスSS裏Raceに投稿された幕間SSを表示します。 作者 タイトル 文字数 登場キャラクター 臥間 掏児 ザ ファスター レッグメン 684字 仕橋 王道 パン崎努 And the story ends. But… 13,560字 All Characters 闇雲 希 SSRaceエピローグ 11,154字 ???
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1593.html
140文字SS:ヒーリングっど❤プリキュア【1】(10話保管) 140文字SS:ヒーリングっど❤プリキュア【2】(10話保管) 140文字SS:ヒーリングっど❤プリキュア【3】(10話保管) 140文字SS:ヒーリングっど❤プリキュア【4】
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1849.html
140文字SS:絆わんだふる!春のSS祭り2024【2】 1.【競作2024】わんだふるしんのすけ/かおす えみる、聞きましたか? ワンダフルくれしんだそうです まさかのコラボですね! こっちの白猫がツッコミに間に合わなかった分、シロなら.. シロはしゃべりましたっけ? .....ほーほ〜 やめてください! 2.【競作2024】わんプリ小咄 カラダで語るツッコミ/かおす こむぎー なんかぺっとしないねー ぺっとしないわん …ユキー、あれってパッとしない…じゃない? ............(チラ すたすた) いかないでー 3.【競作2024】落ちない小咄/かおす 悟くーん そこ落とし穴があるから気をつけて 大丈夫ー きゃあ さとるだわん こむぎちゃん そこ落とし穴が 平気わん きゃん あ、さとる..くん 猫屋敷さん,そこ 落と.. え? きゃあ あ、ユキちゃん ひょい こめーったもんです いつから落ちてたわん?
https://w.atwiki.jp/llss_ss/pages/267.html
元スレURL 【SS】サヤ恋ダイアリー 概要 サヤさんが好きすぎるレンレンの日常withリエラ タグ ^葉月恋 ^Liella! ^サヤ ^短編 ^れんサヤ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/llss/pages/275.html
元スレURL 凛「西木野SS総合診療所...?」 概要 真姫ちゃんがSSを治療する 次作 にこ「西木野SS総合診療所」真姫「鬱病治療よ!」 タグ ^西木野真姫 ^μ’s ^コメディ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1563.html
金丼亭猫好の140文字SS【1】(10話保管) 金丼亭猫好の140文字SS【2】
https://w.atwiki.jp/lls_ss/pages/16.html
松浦果南 詳細にはネタバレを含む概要が書かれている場合があります スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付 【SS】千歌「果南ちゃん、耳かきお願い!」 果南「はいはい」 千歌・果南 詳細 ほのぼの 20160415 【SS】鞠莉「耳かき上手なんだって?」果南「鞠莉まで……」 果南・曜 詳細 ほのぼの 20160416 【SS】果南「……耳かきやばい」 果南・鞠莉 詳細 ほのぼの 20160419 果南「ある日の休日」 果南・鞠莉 詳細 ほのぼの 20160501 【SS】ルビィ「お姉ちゃーん、耳か……き……」果南「うん?」 ルビィ・果南 詳細 ほのぼの 20160508 【SS】果南「ふむ……」ダイヤ「耳かきを、ですか……」 果南・ダイヤ 詳細 ほのぼの 20160515 【SS】果南「嵐の一夜に」鞠莉「あなたとともに」 果南・鞠莉 詳細 かなまり 20160515 【SS】果南「耳かきとかどう?」花丸「えっ」 果南・花丸 詳細 ほのぼの 20160524 【SS】梨子「……私、耳かき最後?」果南「まあ、善子ちゃんはやだっていうし……」 果南・梨子 詳細 ほのぼの 20160612 【SS】千歌「……耳かき、してもらえる?」 千歌・果南 他 詳細 恋愛 20160612 果南「こちら果南、淡島ホテルに潜入した」 果南・Aqours 詳細 安価・バトル 20160807 果南「鞠莉に彼女が出来た」 果南・ダイヤ・鞠莉 詳細 コメディ・かなまり・かなダイ 20160829 松浦果南は笑わない 善子・果南・曜 詳細 かなよし 20160910 果南「ラッキースケベられの呪い?」 果南・Aqours 詳細 エロ・コメディ 20161009 果南「虐められてる鞠莉が可愛過ぎて生きるのがつらい」 果南・鞠莉 詳細 かなまり 20161012 【Aqours】果南のお話【怖い話】 果南 詳細 短編・ホラー 20161011 果南「何読んでるの?」ルビィ「…!?」 果南・ルビィ 詳細 短編・かなルビ 20161023 果南「鞠莉の母乳でチーズケーキを作りたいなぁ…」 鞠莉・果南 詳細 かなまり 20161029 果南「え?私が1位?何の?」 果南・Aqours 詳細 短編・コメディ 20161105 松浦果南が無双する安価SS 果南 他 詳細 安価・コメディ 20161107 【SS】果南と曜で短編 曜・果南 詳細 ようかな・短編 20161106 果南「奴が来る…!」 果南 詳細 バトル・コメディ 20170513 カナンと花丸 果南・花丸 詳細 かなまる 20170624 千歌「果南ちゃんとの生活」 千歌・果南 詳細 ちかかな 20171018 【SS】鞠莉 「果南を叩いたらお金が出てきた」 果南・Aqours 詳細 コメディ 20171026 鞠莉「《トゥーン・ワールド》発動デース!」 果南・鞠莉 他 詳細 短編・バトル 20171120 果南「松浦果南・ファクト?」 果南 他 詳細 短編・コメディ 20171203 |c||^.-^||「推薦が決まりましたわ」ノξソ^ω^ハ6「留学するわ」∫∫( c||^ヮ^||「… 果南 他 詳細 短編・コメディ 20171211 梨子「は、は……ハグ、しよ……!」 梨子・果南 詳細 短編・かなりこ 20180115 果南「梨子と花と手紙」 梨子・果南 詳細 短編・かなりこ 20180124 果南「あーあ、誰かに酷い事したいなぁ~」 果南・梨子・善子 詳細 かなりこ・かなよし 20180210 隣人果南「あの、干物作りすぎちゃったんですけど…///」モジモジ 果南・花陽 詳細 ほのぼの 20180227 果南「善子ちゃんと距離を縮めるために堕天してみることにした」 果南・善子 詳細 短編・ほのぼの・かなよし 20180422 果南「1年生たちと遊ぼう!」 果南・よしまるびぃ 詳細 安価・ほのぼの 20170825 千歌「ま、待って!果南ちゃん!!」果南「いいからそこをどいて……」 果南・Aqours 詳細 短編 20180627 花丸・ダイヤ「ボーイッシュの果南ちゃん(果南さん)を取り戻そう!」 AZALEA 他 詳細 短編・ほのぼの 20180715 果南「お腹空いたよ」 果南・Aqours 詳細 カオス 20181031 果南「マルがかりんとうをぶつけてくる……」 果南・花丸 他 詳細 短編・コメディ・かなまる 20181107 ∫∫( c||^ヮ^||「花丸、今日は奢りだよ!好きなだけ食べて!」ノcノ,,・o・,,ノレ「本当ずらか?水ゴリラ!」ベリベリギャアア 果南・花丸 詳細 短編・かなまる・パロディ 20181114 果南「私がルビィと共同生活?」 果南・ルビィ 詳細 かなルビ 20180527 果南「ル、ルビィってさ~w私のこと嫌い……だったりする……?w」ルビィ「え、別に嫌いじゃないよ?苦手だけど」 果南・ルビィ 他 詳細 短編・かなルビ・コメディ 20181119 果南「いぃ~しやぁ~~↓き芋ぉ~!!!オイモッ!!!」 果南・Aqours 詳細 コメディ 20181128 ∫∫( c||^ヮ^|| 特別な日だし、ケーキ作ろうか 果南・花丸 詳細 かなまる・顔文字・画像有 20181223 果南「私の中の止まない雨」 果南・ルビィ 詳細 短編・かなルビ 20190102 梨子「果南さん、誕生日プレゼントなにがほしいてすか?」 果南・梨子 詳細 短編・かなりこ 20190210 梨子「何ですか?これは」果南「」ダラダラ 果南・梨子 詳細 短編・かなりこ 20190215 果南「あっ流れ星」花丸「えっ」望遠鏡ガンッ 果南・花丸 詳細 短編・コメディ・かなまる 20190218 花丸「zzz」果南「あっ(MUR)..マルの卒業文集だ」 果南・花丸 詳細 短編・かなまる 20190327 果南「千歌と花丸ちゃんが何か話してる……」 果南・千歌・花丸 詳細 短編 20190502 果南「生きる意味ってさあ、なんだろね」 果南・Aqours 詳細 短編・哲学 20190609 果南「あっあのさ、チークってどうやったらいいのかな…」 果南・千歌・鞠莉 詳細 短編・ほのぼの 20190619 果南「はいタバコ」千歌「ん」 果南・千歌 他 詳細 短編 20190622 果南「なはははwww」 果南 他 詳細 短編・カオス 20190629 果南「卒業ですね」 果南・ダイヤ 他 詳細 かなダイ・しんみり 20190705 果南「え?!イタリアのトイレって有料なの?」 ダイかなまり・Aqours 詳細 短編・コメディ 20191017 果南「あ、それロン」 果南・Aqours 詳細 コメディ・エロ 20191014 果南「あ!またお昼がコンビニ弁当じゃん!」 善子「げっ」 善子・果南 詳細 短編・ほのぼの・かなよし 20191101 善子「やだやだ! 虫っ!虫いる!」果南「ほい」プチッ 果南・善子 詳細 短編・かなよし・ホラー 20191115 果南「クリスマスは妹と」千歌「彼女じゃないの?」 千歌・果南 詳細 短編・かなちか 20191224 果南「あなたの味」 果南・千歌 詳細 短編・かなちか 20190601 どなたかご家族に叱られた後真顔で無言を貫いてるけれどもそのうち泣き出す果南さんのSSをお書きになってくださいまし 果南 他 詳細 短編・しんみり 20200311 果南「梨子ちゃんと」梨子「写真撮影!?」 果南・梨子・鞠莉 詳細 短編・ほのぼの・かなりこ 20200410 果南「ねえダイヤ……アソコの毛ってどうしてるの?//」ダイヤ「!!!!?」 果南・ダイヤ 詳細 エロ・かなダイ 20200415 果南「欠けた約束と満ちた月、結ぶ月」 果南・善子 詳細 短編・ほのぼの・かなよし 20200605 ダイヤ「まだ──いけるでしょう?」果南「もっと……沈めて……」 ダイヤ・果南 詳細 短編・かなダイ 20200705 果南「星が綺麗だから」 果南・鞠莉 他 詳細 短編・かなまり 20200707 千歌「私、いつから果南ちゃんと一緒に遊ばなくなったんだっけ」 千歌・果南 他 詳細 しんみり・友情・かなちか 20200808 从c*^ヮ^§「ねーねーかなんちゃん!」 千歌・果南 詳細 短編・顔文字・ほのぼの・かなちか 20200823 果南「ええっ!?どうしてダイヤがこんなところに!?」花丸「ずら?」 果南・花丸 他 詳細 ほのぼの・かなまる 20200917 果南「ああぁぁ~!!ゆ~ほ~!!」 果南・花丸・善子 詳細 ほのぼの 20201004 果南「寒いのも悪くない」 果南・ダイヤ 詳細 短編・かなダイ 20201029 果南「未来少女カナン」 果南 他 詳細 短編・ほのぼの 20201103 果南「わたしのチカと」梨子「私の千歌ちゃん」 果南・梨子・千歌 他 詳細 ほのぼの・恋愛・サスペンス 20180419 【果南誕SS】花丸「セミを掘り起こして、果南ちゃんにプレゼントするずら!!」 花丸・果南 他 詳細 コメディ・カオス・かなまる 20210210 果南「誕生日が終わってしまった」 果南・Aqours 詳細 ほのぼの・友情 20210211 果南「ねえ、お花見にでも行かない?」ダイヤ「はぁ、花見ですか……」 果南・ダイヤ 詳細 短編・かなダイ 20210403 果南「知らない間に曜とダイヤが付き合ってた」 果南・千歌 詳細 短編・コメディ 20211022 ∬(_c||^ヮ^|| マルと一緒にケーキを作ろう 花丸・果南 詳細 短編・顔文字・ほのぼの・画像有 20211121 果南「梨子ちゃん」 果南・梨子 他 詳細 短編・ほのぼの・かなりこ 20220505 果南「ねぇねぇマル構ってよぉ~」花丸「今読書中」 果南・花丸 詳細 短編・ほのぼの・かなまる 20220605 果南&花丸「「デュエル!」」 梨子「何やってるのあの2人」善子「最近揉め事があるとデュエルで解決してるんだって」 果南・花丸・善子・梨子 詳細 バトル・画像有 20220705 善子「セッ○スしないと出られない部屋?」果南「………」 果南・善子 他 詳細 コメディ・かなよし 20221104 ○○○はサンタクロース ダイヤ・果南 他 詳細 短編・ほのぼの 20221223 ∬(_c||^ヮ^|| 「おしらせがあるな~ん」 果南 詳細 短編・顔文字・しんみり 20240123 果南・ダイヤ「漢字」 果南・ダイヤ 他 詳細 コメディ 20240125 R-18G スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/1596.html
【R18】18歳未満の方が閲覧するには不適切な表現が含まれています【R18】 18歳未満の方、性的な描写に嫌悪感を覚える方、現実と虚構の区別が付かない方等は速やかにブラウザのBACKボタンでお戻りください 以下本文となります 「う……ん」 カーテン越しの朝日を顔に浴びて、梓は目を覚ました。 しばらくまともに眠っていないせいか、起きるのがだるく感じられる。 朝の6時。どんなに寝不足でも習慣というは変わらないもので、梓はこの時間に起きてしまう。 ゆっくりと上体を起こすと、隣にいた唯が微かに布団を引っ張った。 軽く寝がえりをすると、唯の気持ちよさそうな寝顔が見えた。 いつも気持ちよさそうに眠っている唯の寝顔が、梓はとても好きだった。 そして、羨ましく思った。 (毎晩起こされているのに……) それが予想できなかったといえば嘘になるが、こんなに辛いものとは思っていなかった。 唯も梓と同じように夜中に起こされるのだが、寝付くのが早いのか睡眠時間は足りていると言っていた。 唯を起こさない様にベッドから降りると、横に据えられているもうひとつの小さなベッドに向かった。 「……よく寝ている」 その小さな命は、確かな鼓動と呼吸を持ってそこに存在していた。 「柚……」 唯の梓愛の結晶。 昨日あれだけ泣いていたのに、それを取り戻すかのように静かに眠っていた。 いつもこうであったら楽なのにと思ってみても、子どもというのはそういうものだから仕方がない。 梓は軽く伸びをすると、顔を洗ってキッチンに向かった。 冷蔵庫を覗いてみると、少し隙間が目立つようになっていた。 休日のセールでもあったかなと考えつつ、梓は郵便受けの新聞を取りに行った。 広告をちらと眺めると、どうやら今日は卵が安いようだ。 丁度いいタイミングだと思いつつ中に入ると、突然声がした。 「おっはよー」 「うわっ!」 ぎゅっと優しく抱きしめられ、その声の主に呆れた声をかけた。 「もう、びっくりするじゃない」 「隣にあずにゃんがいなくて、私もびっくりしたよ。どこ行っちゃったのかなって」 もう放さないぞ!なんていいながら梓の胸に顔を埋めてくる。 母親独特の甘い匂いと梓の匂いが唯の鼻腔をくすぐり、最も愛しいものを身体全部で感じる。 唯は幸せな気分で梓の全てを抱いていた。 「ちょっと、それ痛い……」 「あっ、ごめん」 唯はかなり加減して抱きついてくれてはいるのだが、梓の胸がいけないのだ。 高校生の時は慎ましかったサイズが、妊娠してから少し大きくなって張るようになったのだ。 母乳が出るからなのだが、圧迫されたりすると何とも苦しくて痛い。 ブラジャーも最近ではつけていないので衣擦れにも敏感だ。 「そうそう。あずにゃん、実はそのことを昨日ネットで調べたんだよ」 唯はプリントアウトした紙を取り出してきて、得意げな顔をして言った。 「何かね、胸が張っている時は母乳が溜まっているんだって。だから出してあげた方がいいみたい」 唯から紙を受け取り、文章を読んでみた。確かに梓も自分の胸の状態とよく似ていると思った。 「張っている時は母乳が勢いよく出るので、赤ちゃんには飲みにくい……か」 「だからさ、これ試してみようよ。あずにゃんも楽になるし柚にもいいと思うんだ」 「いや、ちょっと恥ずかしいよ……」 他人に搾乳を頼むというのは意外と勇気がいるのだ。それが唯だとしても。 「そういわないで……」 唯がにやりと笑うと、梓に近寄って抱き寄せた。 「あずにゃんのおっぱい、飲んでみたいし」 その声と、おっぱいを飲ませるという状況を想像して梓の顔は真っ赤になった。 「だめ?」 「だ、だ、だめ!」 頭の中の考えを振り払うように慌てて梓が言った。それでも唯はひかなかった。 「どうせ捨てちゃうんでしょ? だったら……」 「そ、そう言う問題じゃなくて……」 ゆっくりと胸に手を伸ばそうとするのを抑えつつ、梓はやめようと懇願してきた。 「何でだめなの?」 「だ、だって……」 もじもじとする梓を愛しく思いながら、唯は答えを待った。 「……あんまり吸われると、私……」 柚にあげるのには問題ないのだが、唯は別だ。いやがおうでも夜の行為を思い出してしまう。 そんなことを考えていると、唯はきょとんとしていた。 しばらく梓の言った意味を考えると、少し吹き出した。 「ふふふ、別に吸うなんて言ってないのに。もしかして吸ってほしかったの?」 唯がニヤニヤしながらからかうものだから、梓もさらに顔を赤くしてしまった。 「も、もうっ!」 「ごめんごめん……。でも、私だって心配だからさ……」 唯が心配してくれているのはありがたいのだが、梓は踏ん切りがつかなかった。 「ね? 試してみよう?」 羞恥心と唯の真剣な態度がせめぎ合い、しばらく考え込むと梓はため息をついた。 「わかった……。じゃあ、ちょっとだけ」 母乳かこぼれてもいいように、唯は梓を洗面台に手をつかせた。 ゆったりとした授乳服を肌蹴させると、梓の胸がぷるんと跳ねた。 「おぉ……、前よりまた大きくなったんじゃない?」 「そ、そうかな」 そう言われて梓はうれしかったが、こんなに苦しいのなら小さくてもよかったかもしれないと思った。 「じゃあ……、いくよ……?」 「うん……」 梓は固く目を瞑って覚悟を決めた。 唯は脇から手を入れて、梓の乳首を優しく摘まんだ。 「あっ……! んぅ……!」 「そんなにすぐには出ないんだね」 「うん……。柚が飲みたがる時間と同じくらいに出るみたい」 これもネットに書いてあった。母親と赤ちゃんの体内時計が一致し始めている証拠だ。 唯は無理に出さないように気をつけながら、乳輪から乳首にかけてマッサージをするように揉んだ。 しばらく続けるとぴんと乳首も勃ってきた。指の腹でくりくりといじりながらきゅっと扱くと、先から白い液体が吹き出した。 「ひゃぁ……」 「これが、あずにゃんの……」 ピンクの乳首から白い母乳が垂れていく光景は、何とも色っぽく艶めかしかった。 指についた母乳を舐めてみると、少しえぐい味がした。 「うーん、調べたとおり溜まっているおっぱいはあんまりおいしくないみたいだね」 「そ、そうなの……?」 「勢いもあるし、搾り出さないとね?」 「うん……、お願い……」 きゅっと指で乳首を挟むと、さらに母乳が出てくる。 「はあああぁ……。で、出てるぅ……」 梓の母乳は唯の手によって洗面台に様々な模様を描いていく。 ぴゅっ……。ぴゅっ……。 白い母乳が吹き出すたびに、梓の身体は敏感に反応した。 それが唯の理性を少しずつ崩していき、いつしか手付きは愛撫に変わっていた。 「あっ……! ゆ、唯……。そんなに先っぽばっかりくりくりしないで……!」 梓も唯の手付きが変わったのに気付いたが、やめさせるという選択肢が頭からすっぽりと抜け落ちてしまっていた。 唯は梓が止めないのをいい事に、愛撫をどんどんエスカレートさせていった。 「……!」 「えっ……! ちょっと!」 梓が気づいた時には、身体が向き合うように変えられて唯は乳首を口に含んでいた。 「やっ……! す、吸っちゃ……!」 梓が止めるのも聞かずに、唯は胸を優しく吸い上げて、母乳を口に含んでいく。 「あんっ……! やぁっ……!」 最初とは比べ物にならないほど、甘くて優しい味が唯の口の中に広がっていった。 「ゆ、唯ったらぁっ……! ふああぁぅ……!」 口に吸いだされる母乳を舌に絡ませると、その味は唯の脳に直接響いて理性を完全にとろけさせた。 もっと吸いたい。もっと飲みたい。もっと、もっと……! 唯は本来の目的も忘れて、ただ本能のままに梓の胸を吸い続けた。 「あずにゃんのおっぱい……、おいひぃよ……!」 胸を下から鷲掴みにして、中の母乳を押し出すように揉みしだく。 梓の胸が大きくなったとは感じていたが、実際に揉んでみるとそれが良くわかった。 その時、唯は胸をいじっても梓が痛がらないことに気付いた。それどころか、梓の息には熱を伴い始めた。 「ああぁ……。あ、らめぇ……」 胸から駆けあがる快楽に足が痙攣し、梓は立っているのもやっとであった。 それでも唯は梓の胸を吸い続ける。やめることができなかったのだ。 「ちゅう、ちゅう、ちゅう……!」 梓もただ唯の頭を抱いて、吸われるたびに襲いかかる快楽の波に嬌声をあげるだけであった。 「ああぁん……! やぁ……! もっと……!」 いつしか、梓は唯に快楽をねだり始めていた。その嬌声に唯は応えるように乳首を甘噛みする。 「んあああぁ! そ、それくるぅ……!」 小さくても弾力のある梓の乳首を、唯は歯で優しく挟んで転がしていく。 梓の身体が快楽に震える度に、乳首からは母乳が溢れてとろとろと白い筋を描いて流れ落ちて行く。 唯は左右の乳首を交互に舐めまわし、溢れる母乳を漏らすまいと必死だった。 「れろ……、ちゅぷ……、んっく……」 梓は腰が砕けそうになるのを、洗面台に腰掛けて何とか堪えていた。 しかし、唯の身体の奥から熱い欲望が溢れ出して、少しずつ霧散していくのを感じてしまえば無駄な抵抗に思えた。 その欲望の滾りに身を任せたい。唯に身体を明け渡して何もかもめちゃくちゃにされたい。 それが梓の身体から、知らず知らずのうちに少し棘のある甘い匂いを放たせていた。 その棘は、唯の身体中をちくちくと突いて梓の身体を感じろと五感に囁いていく。 お互いの鼓動が強くなり、身体全部が相手を欲していた。 「あっ……! ゆいっ……! ゆいぃ……!」 梓のとろけきった声に、唯は限界が近いことを悟った。 それならばと、唯は乳首を執拗に攻め立てた。 乳首を舌で乱暴に舐めまわし、胸を力強く揉みしだく。急に変化した愛撫に、梓の感覚は一気に昇り詰めていった。 「んんんん───っ!」 ひと際大きく梓の身体が跳ねたかと思うと、そのまま糸が切れた人形のように唯に抱きついてきた。 「はぁっ……! はぁっ……!」 梓の身体は熱くじんじんと痺れて脈打ち、乳首からはいくつもの白い筋が流れ落ちていって甘い匂いが漂っていた。 「ねぇ……、梓……」 そんな梓の姿を見せられてしまえば、唯は我慢が出来なくなってしまった。 「……なぁに?」 「柚が起きるまで、まだ時間あるかな……?」 唯が”梓”と呼ぶのは決まって外へ出た時だ。 しかし、もうひとつあるのだ。 「……昨日は4時ぐらいに寝たよ」 梓も我慢できず、唯の首に腕をまわして誘っていく。 「じゃあ、しばらくは大丈夫だね……」 唯が近づくのを目を瞑って受け入れ、梓は舌を絡ませていった。 今日、始めてのキスは始まりを告げるキスだった……。 あれから、2人はリビングに場所を移していた。 ベッドに戻ろうかとも考えたのだが、柚の横でするのも気が引けたのでやめた。 午前6時30分。いつもなら朝ごはんの準備をしている頃だろうか。 梓も頭の片隅にそのことを考えていたのだが、ソファに押し倒されて唯の情熱的なキスに吹き飛ばされてしまった。 「んっ……、はむっ……、ゆい……」 「あずさ……、んむぅ……、ちゅ……」 梓の細い腰にあるショーツに手をかけて、太もも、膝、ふくらはぎと滑らせていく。 ワンピースのような授乳服を捲りあげると、梓の強い匂いが唯の鼻を突きぬけていった。 梓の秘所は物乞いをするようにひくひくと呻き、愛液でとろとろになっていた。 前戯の必要もないと思ったが、唯は梓の秘所に指を添わせてみた。 「ひっ……! あっ……!」 梓の愛液が指に絡みついて、早く唯が欲しいとねだる。 「もういいみたいだね」 「うん……。唯も……」 梓も唯のショーツに手を入れて、すっかり濡れそぼっている柔らかい恥丘をなぞっていく。 「脱がすよ?」 「うん、お願い……」 梓の手がゆっくりと唯のショーツを掴み、するすると下げていった。 「熱いね……」 「あ、あずさだって……」 お互いに秘所をいじり合い、くちゅくちゅと卑猥な音が溢れだす。 クリトリスはぷっくりと自己主張を強めて、敏感なところをいじるたびに指を締め付ける。 「はぁん……! あずさぁ……、そこはぁ……!」 「ゆいは、本当にここが弱いね……」 指を折り曲げて、膣の上の方を擦りあげると唯の腰が途端に震えた。 「あ、あずさぁ……! うぅ……!」 「あ、ゆい……! それはあぁ……!」 唯も負けじと、中指と薬指でピストン運動を続けて親指でクリトリスをこねる。 「指でこねちゃ……! ああぁん! だめぇ……!」 お互いの熱と、水音と、吐息が快楽を高めていく。 「ゆい……、そろそろ……」 唯の前戯に堪え切れなくなり、梓が腰をくねらせておねだりをしてきた。 「はぁ……、あずさ……、いくよ……?」 梓はゆっくりと足を開くと、唯を迎える準備を整えた。 「うん……、きて……」 梓の腰を抱えて、唯は自分のをこすりつけた。 「う、あぁ……!」 「き、きたぁ……!」 お互いのが触れ合い、愛液がとろりと糸を引いていった。 深く、深くキスを交わしながら愛を確かめるように絡み合っていく。 「あずさ……! あぁ……! んんぅ!」 「んっ……! んんぅ……! ゆ、ゆい……!」 ソファのスプリングがギシギシと揺れて、その音が2人の愛の激しさを物語っていた。 気持ちが昂り、吐息が上ずり、キスの合間も長くなって息継ぎも増えた。 「はぁっ……! あぁっ! あぁん!」 「あずさっ……! はぁ……! あずさあぁ……!」 2人の間に生まれる快楽が、少しずつ身体を侵食していく。 鼓動を早め、相手への愛しさを溢れさせ、命の喜びを身体全部にいきわたらせる。 だが、それを感じることはできない。目の前の人を抱くことに精一杯になってしまう。 だが、それでいい。 抱き合うことで、愛し合うことで、それは残る。 それが跡だったり、心だったり、愛しさだったりする。 2人の場合は、新たな命として残っていく……。 「あずさ……! いい……?」 唯は梓の目を見つめて言った。 それが、何に対しての許可なのか。梓はわかった。 「……いいよ。いいよぉ……!」 梓の許可が得られると、唯はより攻めるのを強めていった。 「あんっ! ああぁ! は、はげひい! よぉ!」 「あずさぁ! 孕んで! 私の子、孕んでぇ!」 お互いへの愛の高まりが、1つの奇跡を生もうとしていた。 「あっ! あっ! い、いっちゃう! いっちゃう!」 「あずさぁ! あずさあぁ!」 2人をつなぐ幾つもの光が、さらに力ずよく脈打ち、痛いほどに身体を突きぬけていく。 跡が付くぐらいお互いを抱きしめ合い、溢れだす愛と心を相手に注ぎ込んでいく……。 「ああああぁ────!」 梓の身体は大きく弓なりに跳ねて、唯はそれを力いっぱいに受け止めた。 大きな波が過ぎ去って、脱力感が身体をソファに沈めた。 「あずさ……、愛してる……」 「ゆい……、私も……」 まだ愛のすべてを伝えきれていないと、2人は再びキスを始めた……。 あれから、2時間弱……。 すっかり日も昇ってしまっていた。 梓は軽く服を直しつつ、プリントアウトされた資料を眺めていた。 胸が張ったらまた搾り出さないといけないのか、なんて思いつつぺらぺらとページをめくるとあるものが目に付いた。 「あれ? こ、これ、自分でやるマッサージって……」 「あっ……」 しまったというニュアンスが嫌というほど滲みでているセリフが聞こえてきた。 ちらりと唯の方を睨むと、さっと目線をそらして気まずそうに黙ってしまった。 「ゆ~い~?」 「い、いや、あずにゃんが慣れてないから私が手伝ってあげようかなぁ~って……」 あはは……、なんて乾いた笑いをする唯に、呆れてため息だけが出て行った。 「なんか変だとは思っていたけど……」 「すみません……」 申し訳なさそうにする唯を見て、梓はおかしくなった。 「もう、別に怒ってないよ」 「ほ、本当?」 「私のことを思って、調べてくれたんでしょ?」 「うん……」 「だったら、嬉しいよ」 ぎゅっと唯の腕に抱きつくと、唯もほっと一息ついて梓の頭を撫でた。 それを気持ちよさそうに受け入れて、梓は幸せの中にいた。 「ふ、ふええぇ……!」 2人だけの世界に行きかけた時、寝室から可愛い声がした。 「あっ、お姫様が起きたみたい」 「そうだね。早く行ってあげなくちゃ」 まるで嫉妬しているかのように2人の愛の結晶がぐずりだした。 2人は笑いあうと、お姫様の笑顔を取り戻しに行った。 それから、梓のお腹に新たな命が息づいていると気付いたのは数か月後のことだった。 END 素晴らしすぎて涙が出た、GJ -- (名無しさん) 2011-06-06 02 46 13 ぐ…朝から何て破壊力の強い物を……避難所メインの人だろうか、GJ. -- (名無しさん) 2011-06-06 10 05 11 続編期待!! -- (名無しさん) 2011-10-10 06 56 54 ふ、2人目が!? うう…いいな。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-03 19 17 51 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る